「自分でバーディーを獲らないといけないのに、下手すぎます」

浅地洋佑とのプレーオフに敗れたすし石垣はロッカールームでつぶやいた。
17番ホールを終え、1打差で首位を守ってきた男が最後に隙をみせてしまったのだろうか。

最終18番ホールのパー5。追ってくる2人はバーディーを獲りにくることは分っていた。
だからこそ、自分が勝つためにはバーディーを奪い返さなければならない思いで一杯だった。カップに向かっていったバーディーパットは無情にもカップ手前で切れてしまった。

浅地とのプレーオフ1ホール目、ティーショットでフェアウェイをキープしたすしだったが、1日中降り続いた雨の影響なのか、セカンドショットを池ギリギリに止めてしまうミスショット。3打目もうまく寄せることができずに長いバーディーパットが残ってしまった。
「もう強気にいくしかなかったからね」と話すように、入れにいったバーディーパットは勢いよくカップを過ぎてしまった。折り返しのパーパットも外してしまい万事休す。

浅地がパーパットを沈めた瞬間、決着がついてしまった。

「チャレンジトーナメントは優勝しないと意味がないですから」と悔やんだが「それでも2日間ノーボギーでラウンドできたことは満足です。」と収穫のある2日間だったと話したすし石垣。

次戦の『LANDIC CHALLENGE 2015 ASSOCIA MANSION GOLF TOURNAMENT』の出場権を得たすしがリベンジを誓う。

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