記事

日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2014

プラヤド・マークセンは悲しみを乗り越えて

微笑みの戦士が帰ってきた。タイのマークセンが、初日にボギーなしの67をマーク。「今日はドライバーが凄く良くて。ほとんどフェアウェイも外していない」と、宍戸のセオリーを貫いて、好発進だ。

開幕を待たずして、きゅうきょ母国に舞い戻ったのは先月のミズノオープン。病床の妻パパーポンさんを見送った。盛大なお葬式を済ませて戻ってきた日本ツアーでは、みんなが奥さんの死を悼み、哀悼の意を示し「気を落とさないで」「頑張って」と、肩を叩いてくれた。

「癒やされました」と、マークセン。今季日本ツアーはまだこれが2戦目。「これからいっぱい稼がないといけません」。悲しみを乗り越えて、タイの英雄が難コースに立ち向かう。

関連記事