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JGTO Novil FINAL 2013

谷昭範は惜しくも1打届かず

2位に終わった谷 昭範
首位と5打差の4位からスタートした谷 昭範は、5,10,12,15番とバーディを奪い、首位の竹谷佳孝に2打差と迫っていた。さらに、竹谷が16番でボギーをたたき、谷は最終ホールを首位と1打差で迎えた。18番は2オン可能な583ヤードの打ち下ろしのパー5だ。しかし、グリーン手前から左サイド、奥まで池が広がり、プレーヤーに2オンを狙うか、レイアップするか決断を求めてくる。谷は「バーディを獲って、後続を待とう」とレイアップを選択し、3オン1パットで確実にバーディを獲った。これで9アンダーだ。

しかし、ここが誤算だった。竹谷が17番でバーディを獲り、10アンダーとなっていたのだ。
「それを知っていれば」と悔やんだ。2オンに挑戦し、イーグル狙いに切り替えていたはずだった。結果的に1打届かず、2位に終わった。

優勝していれば、来年のツアー前半戦の出場優先権を獲得できていただけに、悔やまれる。それでも最低限のファイナルクォリファイングトーナメントの出場権は確保した。また、来週の月曜日にはマイナビABCチャンピオンシップのマンデートーナメントに出場する。後ろを振り返っている余裕はない。来年のツアーへの道が断たれたわけではない。前に進むしかないのだ。

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