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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2013

今年のマスターズで最年少のローウェストアマ! 関天朗くんが日本初見参【インタビュー動画】

シャツの胸のオーガスタナショナルのマークに、14歳の誇りが垣間見える。丸刈り頭が初々しい。中国から来た関天朗くん。このほど、初参戦のジャパンゴルフツアーの登録名は、カン・テンロウ。母国読みなら、グァン・ティンラン。「14歳でマスターズに出場し、おかげさまで結果を残すことが出来ました」と、初来日の自己紹介を聞くまでもなく、熱狂的なゴルフファンのみなさまなら、お馴染みだろう。

昨年、その権利を争うアジア・パシフィック・アマチュア選手権で優勝を飾り、マスターズの史上最年少出場記録を塗り替えた。さらには、2日目にスロープレーによる1罰打を食らいながらも渾身の決勝ラウンド進出は、米ツアーを見渡しても最年少の予選通過記録を更新した。
この日のウェアは、そのときショップで記念に購入したもの。

前日27日の火曜日は、母国の大先輩の梁津萬 (リャンウェンチョン)が一緒に練習ラウンドを回り、「この若さでそつがない。将来が本当に楽しみなプレーヤーだ」と、絶賛した。
天才少年が、主催者推薦を受けて、このほど日本初見参だ。

今は、家族とアメリカに住み、この日の会見も猛勉強の英語で身振り手振り、しっかりと自分の考えを述べる様子が印象的だった。
「いつか、グランドスラムを達成したい」と、関くん。13歳で、欧州ツアーの中国オープンに出場したときからまた、6センチも背が伸びて、現在身長176センチは、伸び盛りの体とともに、夢もどんどん膨らんでいく。

誕生日の1998年10月25日が晴天だったから、という理由で命名された天朗は、中国語で好天の意味。愛称「ランラン」は世界4大メジャーの制覇という壮大な目標を胸に、今週は真夏の芥屋で、熱く燃えさかる。

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