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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2011

櫻井勝之さんも「あわよくば優勝を狙う」と

そして、明治大学2年の櫻井勝之さんもまた、来季のプロ入りを目指しているからか、2アンダーの12位タイにも、特に浮かれるわけでもない。

練習日は大型の台風15号の影響で、水曜日に予定していたアウトの9ホールもラウンド出来ず、後半はぶっつけ本番のラウンドにも「不慣れな点は、キャディさんを信用して打ちました。その中でも狙ったところに打てているし、まあまあですね」と、さらりと言った。

先週のANAオープンから2試合連続のツアーは、このあとまだ続けて5試合を予定していて、実は「7戦連続」。
過密スケジュールの先には11月に、櫻井さんもやはりツアーの出場優先順位をかけたクォリファイングトーナメント(QT)を予定している。日本学生の優勝資格で、権利を得たQTセカンドステージは、すでに16位で突破しており、次なるステップはサードステージ。
さらに、12月のファイナルQTも予選を通過出来れば、晴れてツアーメンバーの資格が生まれる。
「それが今年一番の目標です」と、来季は“学士プロ”として、ツアーに立つことを夢見ている。

7月は、アマ最高峰の日本アマ制覇。「自分でも、そうと分かるくらい上達していると感じた。自信もついた」と、それもひとつの力に変えて、険しい道をのぼっていく。
「QTまでに、もっと自信をつけたい。あわよくば、優勝も狙っていく」。
先週は、16歳の伊藤誠道くんが、プロにあと一歩まで迫った余韻もさめやらぬうちに、次のスター候補たちが続々と名乗りを上げる。

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