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ダンロップフェニックストーナメント 2018
松山と石川は、2年ぶりの同組対決に「陸也についていく」
初日から、2人の間にひょろりと挟まる星野陸也。
9月のフジサンケイクラシックで、初優勝を飾った。
凱旋出場を果たす、若きホストプロについては今年、全米オープンで練習ラウンドを回った時から松山は、注目していたという。
「試合になったらもっと飛ぶのかなという期待感。4日間の記録も持っていると思うので」。
大会最多アンダー記録で初Vを飾った星野のゴルフを松山は、実戦でこそ見てみたいらしい。
石川との久々の同組ラウンドも楽しみには違いないが、石川は先週、2週連続の予選落ちをしている。
そして、松山は最終日に74と崩れて46位タイに終わった。「今は2人とも、あまり調子が良いとは言えない状況なので・・・」(松山)。
石川も「本当はバチバチいきたいというのはあるが・・・」と揃って語尾を濁すしかない状況で、若い星野に組のムードメーカーを託した2人である。
松山は昨年のこの大会で最終日に3番で、ホールインワンを達成したのが精一杯。ケプカにぶっちぎりの連覇を許した。
今年はジャンボ尾崎に次ぐ3連覇がかかっており「史上2人目の記録を成し遂げたい」と、世界1位の気合いは相当なもの。
「阻止しようとそこだけ目指してやっているわけじゃないが、自分が優勝すれば、自ずと阻止できると思うので」と、松山。
今大会で、ホストVを飾ってスポンサーを喜ばせたのももう4年前。
「そろそろ、勝ちたいなという気持ちと年に、日本に出る大会も少ない中で、期待も大きいと思う。そこに応えられるようにしっかりと頑張りたい」。
大会2勝目で、世界1位を封じてみたい。