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日本プロゴルフ選手権 2009
ブレンダン・ジョーンズは「気合い入れていく!」
平均300ヤードを優に超えるツアーきっての飛ばし屋は、濡れそぼる洋芝にもびくともしない。「グリーンまでのショットは何も問題ない」。
威勢良くそう言ってから、「だけどいまはグリーンがダメで…」とうなだれた。
この日も2〜3メートル前後のパットが決められない。
ショットはむしろ、天候が良かった前日2日目よりも、ずっと良かったのだ。
それだけに、かえってストレスがたまったという。
「あのホールもあのホールも、そしてあのホールも…!! 全部決めていたら、もっと伸ばせたのに!!」。
自らに憤慨して、鼻を鳴らした。
おまけに、5打差の3アンダーから迎える最終日は、1日36ホールで決着をつける。
「もっと若ければねえ…。さすがに2ラウンドはきついよ。何しろもうおっさんだから」と苦笑した34歳だが、「自分のキャリアをもっと上げるためにも絶対にこの日本タイトルが欲しいから。気合い入れていく!」。