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フジサンケイクラシック 2012

まもなく46歳!! 白潟英純は「自然体で」

2週連続の好スタートだ。この日初日にはなんといっても5番のバーディ。501ヤードと距離の長いパー4は、「10歩あった」という長いバーディトライがカップに沈んだ。3番からの3連続バーディで、3位タイにつけた白潟。来月の6日に46歳を迎えるが「もう、誕生日は忘れました」と笑う。2年前あたりから、年を数えるのをやめたという。
「体力維持とかも、特別に考えない」。
軽い柔軟体操を基本に、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲む。
「あくまでも自然体で」。
それが若さを保つ秘訣という。

先週の「VanaH杯KBCオーガスタ」は2日目に失速して、最終的に12位タイに終わったが、初日は65をマークする好発進。

獲得賞金も、これで1000万円を超えて、2006年以来となるシード権確保にも青信号が灯ったが、それにさえも執着がない。
「シード権は、いただけるのならばという感じ」。
2001年にツアー初優勝を上げながら、賞金ランキングによるシード権の確保はまだ3度だけというベテランは、毎年シード権の確保に奔走してきて、今さら動揺もない。

「ダメならまたQTに行けばいいだけのこと」と、泰然自若と「試合に出られるのなら、シードでもQTでも」と、そんなこだわりのなさも、 毎週ストレスなしで戦えるひとつの要因。

「来月には46歳には見えない? ありがとうございます」。
にっこりと、日に焼けた頬を緩ませた。

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