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〜全英への道〜ミズノオープン 2011
連覇を狙う、薗田峻輔
昨年は、デビューからわずか5試合目にしてツアー初優勝をもぎとった。自身初の最終日最終組を乗り越えた安堵と喜び。また、ホールアウト後には2つ後輩の石川遼の祝福を受けて、男泣きした薗田峻輔。
「ホッとしたのと勝てたのと。遼が待っていてくれたのとで、涙が止まらなくなってしまって」と、照れ笑いで振り返る。
今年の会場は「まったく回ったことがないコースですが。僕自身の気持ちは何も変わらない。いまはゴルフの状態が良いし、しっかりと狙っていきたい」と、連覇達成への意欲も十分。
昨年は、今大会の優勝で初のメジャー舞台も踏んだ。聖地セントアンドリュースで行われた全英オープンは、しかし残念ながら予選落ちを喫した。
「去年のリベンジがしたい」。
20代での世界メジャー制覇を目標に掲げる21歳にとって、2年連続の出場は必須課題。「今年も勝って行きたい」と、気合が入る。
開催前には、小さな応援団も結成した。大会前週の15日(水)には、大阪府の箕面市立東小学校を訪問。「夢を持とう」の講演を聞いてくれた3年生96人に向かって呼びかけた。
「今日からみんなは友達だから。うちに帰って、“薗田はオレの友達だ”って、言っちゃっていいから。だから今度から遼だけじゃなく、僕のことも応援してね!!」。
子供たちの心をわし掴みにして、いざ思い出の大会に降り立つ。
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