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ファイナルクォリファイングトーナメント、6日間の戦いが5日から始まる

静寂。ツアーとは違って、そこにはギャラリーの歓声も拍手もない。男たちの108ホールの長丁場に渡る、最後の戦いだ。

来年のツアー出場をかけた、2013年ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)が12月5日(木)から10日(火)までの6日間、COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコース(三重県津市白山町川口6262)のキングコース(6,941ヤード パー72)、クイーンコース(7,048ヤード パー72)の2コースを使用して開催される。

この大会には、202名の選手が出場する。ツアーのシード権を失い、再チャレンジする選手やこれからツアーを目指す選手、あるいは海外から挑戦する選手など様々な選手が集まってきた。

今年、日本ジュニアゴルフ選手権競技(男子15〜17歳)を制した和田章太郎(福岡第一高校3年)や、今年の賞金王に輝いた松山英樹と同級生の梅山知宏(東北福祉大学4年)などがQT初チャレンジ組だ。

一方、今年シード権を失った宮里聖志、すし石垣、河野晃一郎、細川和彦、小山内護、横田真一、原口鉄也、浅地洋佑、白潟英純らは、ツアー復帰をかけて最後のチャンスにかける。

海外からは、かつて日本オープンのローアマチュアに輝いたこともある、ウォン・ジョン・リーが挑戦してきた。2005年、2006年と2年連続して日本オープンのローアマチュアを獲得して、鳴り物入りでプロ転向した。しかし、米下部ツアーに挑戦したものの結果が出ず、母国オーストラリアへ帰ったが、期待されたような成績を残せていない。果たして、いい思い出のある日本で結果を出すことができるか。
  • 練習に余念がない選手たち

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