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リー・ウェストウッドがアジアンツアー記録に並ぶ圧巻のラウンド
日本ツアーで、1996年から1998年の住友VISA太平洋マスターズに3連覇するなど4勝、現在ワールドランキング3位で日本でも馴染みの深いリー・ウェストウッド。
その強さは、今なお衰えることはない。
大会初日は、タイの英雄T・ジェイディと石川とのペアリングに、必然的に多くのギャラリーを引き連れた。
スタートホールの1番でバーディ、2番ではイーグルを奪取。3番、4番、5番、7番、11番、12番、13番、15番、18番でバーディを奪い、1イーグル、10バーディ、ノーボギーの12アンダー、60ストロークでラウンド。
2008年のHero Honda Indian Openの初日に、現在ジャパンゴルフツアーメンバーのW・リャンが記録した12アンダー、60ストロークに並び、アジアンツアーの最多アンダーと最少ストロークのレコードホルダーとなった。
「18ホールを60ストロークでラウンドしたのは初めてのことで、すごく興奮しています。アジアのコースは自分にすごく合っていると思っています。マカオ、マレーシア、日本、中国などで勝っていて、特に日本では4回も優勝しています。なので、アジアは印象も相性も良いですね。とにかく今日は最高のスタートを切ることができました。」
と、自身の快挙を素直に喜んだ。
一方、同組でラウンドした石川は、一時は4アンダーまでスコアを伸ばしたものの、9番で池に捕まりダブルボギー、アイランドグリーンになっている17番Par3でもティーショットを池に落としてボギーとし、初日は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのトータル2アンダー、16位タイで初日を終えた。
「池に2つ落としてしまったけれど、ゴルフの内容としてはかなり良かったと思う。自分としては、ちょっと先が見えたラウンドだった。今日一緒にまわった3人とも良い内容のゴルフを展開していたので、良い流れを3人でバランス良く引っ張り合っていたような感じでしたね。」
今大会に出場しているジャパンゴルフツアーのツアーメンバーの中での最高位は、市原弘大の3アンダー、5位タイ。続いて石川遼の2アンダー16位タイ。平塚哲二、J・M・シン、P・マークセンが1アンダーの27位タイと続いている。
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