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レオパレス21ミャンマーオープン 2018

最終日も鼻血ブー。池村寛世が自己最高の2位に

父ちゃん、見てる?!
今季初シードの22歳が、ミャンマーでたくましさを見せた。6位タイから出た最終日は、前半に3つスコアを伸ばして折り返すと、また11番で鼻血が出てきた。
「でもすぐその次で、バーディが獲れた」と、12番は8番アイアンで5メートルにつけたチャンスをモノにした。

先週のシンガポールからコンビを組むマレーシア人キャディのジェフリーさんが、ドリンクを冷やしてあるどぶ漬けの氷を入れて作ってくれた氷嚢を首に当て「今日はすぐに止まって良かった」と、そこから一気のV争い。

優勝したピーターソンに、最後まで食いついた。
1打差で迎えた18番では7メートルのバーディパットを「ショートしたのは悔いが残る」とため息をついたが「大崩れしないで4日間でをやれたのはすごく自信になる。勝ちたい欲を、これからどんどん大きくしてやりたい」と、小平と並んで自己ベストの2位タイに、初優勝への目標が膨らんだ。

「父にゴルフを教わり、今も何かあれば必ず父に聞く」。
地元鹿児島で、幻の焼酎「魔王」の原料になるサツマイモ農家を営む父親の聖司さんは、2時間半の時差があっても連日の衛星生中継を確認して、夜には必ず電話でアドバイスを送ってくれた。
「稼げなければ農業を継ぐ」というのがデビュー時の約束だった。オフも、家業を手伝うのが条件だったが、賞金ランク74位の初シードで海外初戦を迎えた今季は「もういいから、ゴルフに専念しろ、と」。
今では一番の応援者に毎日、鼻血を出すほどホットなプレーを届けることが出来た。

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