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河合貢がホームコースに恩返しする日
「長かった。35人の枠を目指して」いたが、最終日の朝に寝違えてしまい、「67を目指し」たものの、首をかばいながらで思うようにプレーできなかった。「ごまかしながら、パーパットを入れて拾って拾ってのゴルフで苦しかった」と心中を吐露した。結局、この日は1アンダー71で回り、通算7アンダーの58位タイという結果だった。
「6日間で7アンダーで回れてよかった」とホームコースならではの期待も多く、終わってほっとした表情であった。来年はチャレンジトーナメントが主戦場になるが、「暴れたい」と意気揚々。そのためには「韓国の選手に時には50ヤードは置いていかれた」と飛距離アップを課題に挙げた。チャレンジトーナメントからツアーへ這い上がり、今年ツアー優勝を果たした竹谷佳孝の例もある。努力はいつか報われる日が来る。ツアーでの優勝こそ、ホームコースへの最高の恩返しだ。