16日月曜日に行われた「マンデートーナメント」で３度目の正直。台風18号による悪天候のために、９ホールの短縮レースとなった“予選会”は、通算３回目の挑戦にして、アウトコースの上位５人に食い込み、本戦切符を勝ち取った。

これがデビュー戦。「今日は最初、すごく緊張していた」という。気持ちとは裏腹に、スタートの10番でチップイン。20ヤード弱のアプローチを直接入れるバーディで、幸先よく出ていった。

千葉学芸高校出身。先輩の池田勇太とは、国体で一緒に戦った経験もあり、今週もきっちりと挨拶もぬかりなく「勇太さんとやっと同じ舞台に立てたことが、かなり嬉しい！」。

輪厚のハウスキャディさんとの息もぴったりで、初戦の喜びを噛みしめながら回ってきた。
高校時代から長尺パターで戦っているという22歳は、トーナメントの速いグリーンに戸惑い、「今日はカラーからパターで打ったのも含めて、３パットが４回も！」。あまりの不甲斐なさに、途中から落ち込むというよりも、逆に笑えてきてそのことで上手い具合に肩の力も抜けていった。記念すべきデビュー戦での決勝進出にむけて、上々のスタートを切った。

• 北川 祐生
• 池田 勇太