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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2013

ディフェンディングチャンピオンは谷口徹

公益社団法人日本プロゴルフ協会主催、特別協賛に「日清食品ホールディングス株式会社」を迎えて行われる「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」は、日本最古の歴史を誇る今年81回目。
舞台は、千葉県の総武カントリークラブでプロ日本一の座をかけて、熱戦が繰り広げられる。
連覇がかかるのは、44歳の谷口徹。昨年は、薗田俊輔や深堀圭一郎の猛追を振り切って、大会2度目のタイトルを手に入れると、昨シーズンは同じ“アラフォー”の藤田寛之と最後まで賞金レースを争い、賞金ランキングは2位に。
昨年は、取り逃がした自身3度目の賞金王にむけて、今季もベテランの闘志は満々だ。
同時に、後進の育成にも力を注ぐ。
先の中日クラウンズでは、弟子の松村道央に愛のゲキ。
最終日の朝に送った「全英で待ってるぞ」とのメールに「気が引きしまった」という松村は、和合で3年ぶりのツアー通算3勝目を飾り、師匠の“マネジメント力”にも注目が集まった。

社会貢献活動にも相変わらず熱心で、このオフもまた、地元奈良県の母子支援施設を訪れ、今季の活躍を、子どもたちの前で約束をしてきた。いまもっとも強い40代の一人として、また師匠として。そして、何より子どもたちのヒーローとして、今年もこのプロ日本一決定戦を、引っ張っていく構えだ。

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