今季、「LANDIC CHALLENGE 2016 DEUX・RESIA MANSION GOLF TOURNAMENT 2016」でチャレンジトーナメント初優勝を飾った和田章太郎が、『elite grips challenge』の開幕を翌日に控え、調整を行った。

今季、「PGA TOUR CHINA」に参戦している和田は、先週のＡＮＡオープンのマンデートーナメント終了後、すぐさま中国北京に飛び立ち、試合後月曜日に帰国するという超ハードスケジュール。
普通なら相当な疲労が溜まっていてもおかしくはないが、現地でのマッサージなどの甲斐もあり、特に疲れはないという。

中国で戦う事になった背景を聞いたところ、
「優勝する前は、僕のＱＴランキングでは、チャレンジトーナメントに出場できるかもわからなかったので、中国で戦う事にしました。環境は厳しいですけど、おかげで気持ちが強くなりました。中国で戦ったことで基礎レベルも上がりましたし、それがあってチャレンジで優勝出来たと思っています。」
厳しい環境にもまれ、和田のレベルは着実にアップしており、現在チャレンジトーナメント賞金ランキングは第4位。堂々の成績で来季のレギュラーツアーの裏シードも狙える位置まで来ている。

本大会に出場している選手の中に、エリートグリップ社製のグリップを使用しているツアープレーヤーは多いが、和田もその一人だ。昨年同学年の池村の優勝を目の当たりにし、より一層、『elite grips challenge』で優勝したいという気持ちが強くなったようだ。
「5〜6年くらい使わせてもらっていますけど、いつもサポートして頂き感謝しています。日々新しいものを作って頂き、自分に合ったグリップを選ぶことが出来ます。本当にお世話になっていますし、去年の池村みたいに優勝して結果で恩返ししたいです。」

「ゴルフの調子は、良くも悪くもという感じですけど、残りのチャレンジトーナメントの試合も少なくなってきているので、ここで優勝して、最終戦を前に賞金王争いが出来る位置に入れるようにしたいです。」
チャレンジトーナメント賞金王になれば、来年2017年のレギュラーツアー1年間の出場権を獲得出来る。
優勝を飾り、賞金王へ向けて前進したい。

• 和田 章太郎