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Shinhan Donghae Open 2019

5打差逆転Vを目指す星野陸也は韓国最後の夜もモリモリ!

今夜も食べるぞ!!
好きとなったらとことん味わい尽くす。リッキーこと星野陸也の食欲が、韓国でも止まらない。

通算1アンダーの29位タイから出た3日目。インコースの10番から出る”裏街道”で星野が前半、ピンにべたべたくっつけ猛追だ。

3Wで刻んだ11番。100ヤードを残した2打目をSWのフルショットで2メートルにつけてチャンスを奪うと、12番のパー3は9Iで奥4メートル。連続バーディとした。

14番は、刻んだ2打目が入りかけ。
15番では2メートルを逃さず、16番でもまた2打目をピン50センチにくっつけた。
3連続バーディを奪うなど、通算6アンダーは7位タイ。
最終日を前に、トップ10に食い込んできた。

パワーアップの目的もあり、国内転戦中も各地のグルメに積極的に触手を伸ばすがここ韓国でも貪欲だ。

夏の福岡・博多では、もつ鍋→ラーメン→ラーメン→もつ鍋→ラーメン…と気に入ったらとことんは、今週も相変わらず。
今週の仁川(いんちょん)では豚バラ焼肉のサムギョプサルと、鶏鍋をほぼ交互に「今日もサムギョプサルに行こうかな?」と、もはや今週3回目。
「おかげで体の調子がすごくいい!」と、胃袋も絶好調だ。

186センチの長身も、16年の二十歳でのプロ転向時は体重が70キロにも満たずに、痩身のスタミナ不足が課題だった。
昨年はシーズン途中に一気に6キロ激減した反省から今ではスタート時間がどんなに遅くなっても必ず朝、昼、晩と必ず3食。偏食気味の生活も見直しあれからモリモリ8キロ増。
もともと飛ばし屋が、ますます飛距離を伸ばして、逞しさも増強中だ。

連戦中も毎月曜日のトレーニングを欠かさず、「ボディービルダーではない程度に。ウッズやデイ、ケプカは無理でもダスティン・ジョンソンとかジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラーよりは、強くなりたい!」。
10月の日米共催&日初開催の米ツアー「ZOZO選手権」の出場権を目指して、米選手にも遜色ない体作りも着々だ。

平均ストロークや平均パットなど、主要9の部門別ランキングを得点化して順位付けする「メルセデス・ベンツトータルポイントランキング」で、1位を驀進中。
韓国でも、日本の総合力1位を見せつけたい。

連覇をかけた2週前のフジサンケイクラシックは40位に終わった。
先週のANAオープンは、初日首位タイで出ながら、最終日は結局、47位に沈んだ。
「先週、先々週とやらかしたので、そろそろ行きたい。明日はハーフで10アンダーまで行けたらチャンスある」。
首位と5打差からの逆転Vを目指して今夜もモリモリ食べる。

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