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ブリヂストンオープン 2008

井上信は予選落ち・・・

ホールアウトするなり、まっさきに向かった先はクラブハウスの事務室だ。「申し訳ありません!」。
通算4オーバーでの予選落ちに「どうしたの」と、社長に心配そうに声をかけられ、苦笑いを浮かべるしかなかった。

会場のここ袖ヶ浦カンツリークラブ所属。それだからこそ感じる重圧。
初日に3オーバーと出遅れたのが致命的だった。
「予選だけでも通りたい」と、やみくもに攻めるあまりに、もはやそこは慣れ親しんだコースではなくなった。

「取り戻そうとして、ピンばかり狙ってますますミスを呼ぶ悪循環。

ゴルフも体調も万全ではなかった。
先週の日本オープンは4日間を戦い抜いたが超難コースに打ちのめされて、へとへとだった。
「いいところがまったくなかった2日間」。
不甲斐ない結果には、ただひたすら頭を下げるしかない。

「・・・せめて来週、出直しです」。

次週は4年前、ツアー初優勝を飾った「マイナビABCチャンピオンシップ」。
気を取り直し、思い出のトーナメントでこの屈辱を払拭したい。

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