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関西オープンゴルフ選手権競技 2018

時松隆光は「引けを取らないように」

通算9アンダーで上がった自分の順位は分からずとも、まだ20歳のアマチュアが自分のまだ上にいることは分かっていた。
一時は首位を走っていた時松。
「他にも3、4個はワンピン、ツーピンくらいのチャンスがあったはずだが、入らなかったのが残念」。
強い風に、タフな条件は覚悟の上でも、2バーディ1ボギーとまごついている間に、大学3年の久保田さんに抜かれていた。

1打差から追いかける自分だけに限らず「プロの皆さんは、意地でもまくってやると思っている。僕もそのつもりで」と楽に勝たす気は、さらさらなくても、いつもの謙虚な心は忘れない。
「自分から仕掛けて、という技術は僕にはない。こつこつやって、上に行ければ。アマチュアには勢いがあるでしょうから、引けを取らないようにするしかない」。
ツアー通算3勝目にプロのプライドが、かかっている。


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