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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2017

重永亜斗夢は最終日の前に追いつけなかった・・・

連続バーディで始まったインスタートの10番から序盤で3つ、スコアを縮めた途端に気持ちのスイッチが入った。

「明日はない可能性がある」と、最終日の中止を見越して重永も、「出来るだけ上に」と、首位獲りを目指した途端に、チャンスが決まらなくなった。
「14番も15番も、惜しいのを外した」とそこからぱたりと、バーディが止まった。

ピンチもたくさんあった。
グリーンの左に外した17番のパー3や、チーピンを打った3番のパー4など「危ないところもほとんどOKパーでしのいだ」。

大嫌いという、苦手な雨のプレーでボギーなしの68で回って3位タイに浮上したのは「上出来といえば上出来」と、自分を評価できる反面「チャンスについた時に、入れられなかったことが残念です」と、まるで敗戦コメントだが、最終日の中止が決まったわけではない。

諦めるのはまだ早い。
「今日でけっこう精神力を使ったので、気持ちを切らさないように、持っていきたいですよね」と、最終日の気の持ちように、頭を巡らせながらもついまた思う。
「明日はほぼ出来ない感じがする。この状況だと、コース的にも厳しいと思っていたので、やっぱり今日伸ばしたかった・・・」。
首位は沖学園高校の、5つ下の後輩。
最終日が中止であろうがなかろうが、せめてこの日のうちに、時松に追いついておけなかったのが残念だ。

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