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片岡大育が地元Vへの思いを新たに(カシオワールドオープン開催のお知らせ)

記者発表会に参加して意気込みを語った片岡とアントキさん、山内さんと、アーサーさん(左から)
応援団の結成には、ますます思いが高まる! ご当地プロが8月9日、地元Vへの熱い思いを語った。尽きせぬ郷土愛とともに、「勝ちたい、という言葉しかない」と、大会への意気込みを新たにした。

毎年、佳境を迎えた賞金レースとともに、シード権争いが何よりの特色となっているカシオワールドオープンは、11月24日から4日間の日程で行われる。

約3ヶ月後に開催が迫ったこの日、会場となる高知県安芸郡芸西村の「Kochi黒潮カントリークラブ」で報道陣に向けて、主な要項を知らせる記者発表が行われ、地元の星として活躍が期待される片岡大育(かたおかだいすけ)が参加して、大会の見所をアピールした。

高知は、大会主催のカシオ計算機株式会社の創業家のゆかりの地。ここに、大会が移ってきてから今年で12年目になるが、地元小学校へのスナッグゴルフセットの寄贈や、本戦の出場権につながるジュニア選手権大会の開催など、さまざまなイベントを通じて深まっていく大会と地元の絆とともに、もはや、ここでいつ勝ってもおかしくない実力を、確実につけてきた片岡だ。

本人も「絶対に勝ちたい試合」とこの日は報道陣の前でもその自覚を隠さなかった。
今年は特に、飛距離アップに力を入れて、リオ五輪が終わるとすぐにスタートするジャパンゴルフツアーの後半戦に向けて、準備にも余念がない。

思わず男泣きをした今年5月の中日クラウンズ。十分に勝てる展開で、最終日のバックナインを迎えながらプレーオフで、金庚泰(キムキョンテ)にみすみす自身のツアー通算2勝目を譲り渡した。

悔やんでも悔やみきれない悔しさを、癒やしてくれたのが、ほかでもない地元ファンからの励ましの声だった。

11月には、あのときの恩にも報いたいと片岡は考えている。
厳しいご時世の中で「地元のコースで開催があるというだけで奇跡」と、主催者には尽きせぬ感謝とともに、「優勝争いをするとみんな盛り上ってくれると思うので。地元を沸かせたい。予選ラウンドからトップを走れるようなゴルフをしたい」。

そんな片岡にとっても、頼もしい応援団が結成された。
大会応援大使の山内鈴蘭さんと、応援団長のアントキの猪木さんに加えて、今年から、「今年顧問をやりたいと申し出た。プロのすごさを伝えていきたい」と、俳優の黒田アーサーさんが応援団顧問として参加してくれることになったのだ。

事前のPRも合わせて、この3人が大会を盛り上げて下さる。
「片岡選手を応援します!」とはゴルフの腕前は芸能界随一(?!)といってもいい、山内さん。
心強い応援団にも背中を押されて、地元Vへの思いをますます強くした片岡だ。

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