記事

レオパレス21ミャンマーオープン 2017

星野陸也はが2週連続のトップ10

日本のQT1位の20歳がまた、最終日に片鱗を見せた。地上低く霧が立ちこめたパンラインの夜明けは、芝が朝露をたっぷり含んだ朝のスタートこそ距離感が合わずに苦しんだが「ごまかしながらやっていた」と、耐えて迎えた後半の9ホール。

11番で、ラフから丁寧に刻んで58度のウェッジで、100ヤードの3打目を横3メートルにつけてバーディを奪うと、たちまち生き生きと14番では左端からスライスフックの下り5メートルをねじ込んだ。

18番はやっと会心のドライバー。「今日はここと、2つしかティショットが良くなかった」と、そんなときは「攻めずにピンが左なら、右からドローでセンターに戻してくるとか。攻めずにコースマネジメントに徹する」としたたかに、最後は残り200ヤード余の2打目で、7番アイアンで振り抜いた。

奥のエッジまで運んだ10メートルのイーグルトライは、上って下るラインをパターで転がし「なんとかバーディが獲れた」と、2メートルも逃さなかった。

「今日はパットが良くて。なんとか最後に取り返して、気持よく終われて良かった」と、先週は今季初戦のシンガポールから、海外2戦ともにトップ10フィニッシュに、186センチの長身が胸を張った。

関連記事