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ハワイからその足で駆けつけた! 宮本勝昌のトークショーを開催(ジャパンゴルフフェア)

白い服がなおさら日焼けした肌を際立たせて・・・
サービス精神満載の43歳は、いつもどおりに時事ネタ満載のトークショー。2月19日から東京有明の東京ビッグサイトで始まった「ジャパンゴルフフェア2016」は、その2日目に我らがJGTOブースを盛り上げてくれたのは、宮本勝昌。

ファンのみなさんが向けるカメラのフラッシュも、まったく役に他立たない。シーズン初戦の「SMBCシンガポールオープン」と、「レオパレス21ミャンマーオープン」で、すでに下地が出来ていたその上に、つい昨日まで師匠の芹澤信雄主催のハワイ合宿で、お肌はさらに真っ黒け。

「日の出と共に起きて、僕は2キロのランニング。そのあと藤田さんとの相部屋で作ったトーストに、パパイヤとサラダの朝食。9時から練習をしてラウンド。また練習をして、夕食までトレーニングをしたり、体のケアをしたり」。
ハワイでのそんな毎日でこんがり焼けた肌のまま、兄弟子の藤田寛之より1日、お先に帰国したのはもちろん今年開催50周年を迎えたこのアジア最大のゴルフコンベンションのため。
用具契約を結ぶブリヂストンの人気看板プロとして今年も、引っ張りダコの多忙な週末だ。

21日の日曜日は藤田も、このJGTOブースに来てくれることになっている。「藤田さんがいたから自分もこれだけの勝ち星(ツアー通算10勝)があげられたし、こんなに長く、シード選手としてやってこられた」。
恩人でもあり、一番気になるライバルでもあり・・・。「藤田さんの明日のトークショーは11時半?」と、なぜか時間が気になるのは、自身も日曜日はまた、11時からブリヂストンブースでトークショーが控えており、「かぶったら、藤田さんにお客さんを取られちゃう!」。
「藤田さんも、11時からですが・・・」。
「・・・なら仕方ない」。
11時半からなら、さらに時間を15分ほどずらしてもらって聴衆を独占してしまおうと目論んだのだが、完璧にかぶっているならいっそ諦めもつく。

目立つことが大好きで、いち早くカラーボールを使い始めたのも、昨年はカラーシャフトを装着したのも、週末にオレンジや赤のウェアが多いのも、「土日はテレビに映るかもしれないから。明るく目立つ色を」と、そんな思惑がある。

石川遼と回る機会があったら、「出来るだけ遼くんにくっついて歩くのも、テレビに映るため」。しかしその際の注意事項は、「必ず遼くんの後ろを歩くこと。前を歩いたら、迷惑がかかるからね」とテレビのカメラマンさんへの配慮も忘れず、今年もちゃっかりと映り込むつもり。

デビューから、20周年の今年はひとつ、大きな記録がかかっている。現在の生涯獲得賞金は9億7494万2232円。まもなく10億円突破に迫り、あの偉大な青木功をも、抜く可能性が出て来た。しかし本人は、あの芹澤もじれったくなるくらいに欲がなく、今年もまた目標は「日本シリーズに出ることです」と繰り返すばかりだが、本人にとっては今年もそれこそがもっとも大切なノルマであり、そこは絶対に外せないのだ。

男子ゴルフ人気の回復が叫ばれて久しいが、「仕方ないですよ! だって今の女子プロのみなさんは、ほんっとにキレイで可愛いんだもん!」と、アピールポイントの違いでジタバタしてもしょうがない。
米ツアーでは松山英樹が2勝目を飾り、岩田寛も頑張っている。ジャパンゴルフツアーも「男子ならではのダイナミックさとかね、凄さとか、迫力がいまひとつ伝わりきっていないのが残念だけど若い選手も次々と出てきて、男子もキャラクターが揃っている。ぜひ、会場に見に来ていただければ」。
トークショーの中盤には、サプライズゲストも登場した。ベテランの深堀圭一郎も合わせて歴代の選手会長として、今年も地道な広報活動を続けていくつもりだ。
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