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川村と稲森が同組でバーディ合戦(ニュージーランドオープン3日目)

僕のおかげでリラックスできた?? 川村
3日目は24歳と23歳が、同組でバーディ合戦を繰り広げた。川村と稲森はしかし、グリーン上では対照的だったようだ。

「今日はパットが永遠に入ってくれないんじゃないかと思った」と、ため息をついたのは川村だ。
一方、「今日は死ぬほど入ってくれた」とウハウハの稲森。「昨日までは、もうゴルフ引退するかというくらいパットを外していたのですが、今日の後半からやっと入ってくれた」と稲森が、12番からの3連続を含む5バーディで盛り返す様子には、かたわらの川村がすかさず「彼は今日、僕と一緒でリラックスできたでしょう」。
稲森も、笑顔で頷く。
「今日は久しぶりに日本語を喋りながらのラウンドでした。川村先輩の足を引っ張らないように、気をつけて回りました!」と、請け合った。

この日65を出した川村は通算14アンダー。稲森は、同13アンダーと首位とはいずれも大差をつけられたが今年から、豪州とアジアンツアーの共同主管となった今大会に川村は、「僕は5位内に入れば来週のインディアンオープン(亜ツアー)に出られる。優勝を目指しながら最低、5位には入りたい」。

稲森も「20アンダーを目指す」と、若い2人がそれぞれ最終日の目標を掲げた。

そのほか、川村と稲森に続く日本勢としては、通算11アンダーで38位タイにつける堀川未来夢。「ショットもパットも調子が良いし、フィーリングも合っている。チャンスにつけて、いくつ入れられるか。最終日もベストを尽くす」と語った。

  • 久しぶりに日本語を喋りながら回れた、と感謝した稲森
  • 堀川も最終日の猛チャージに期待!

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