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日本プロゴルフ選手権大会 2018

ティーチングプロ日本一に新人プロ1位!! 今週は異色の顔ぶれが続々

ティーチング日本一!! 澤口さん
公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)が主催する今週の日本プロゴルフ選手権大会は、JGTO主管の普段のツアーとはまたひと味違った出場資格がもうけられており、異色の顔ぶれが揃うことも大会の魅力のひとつである。

中でも初めてプロの舞台を踏むことになった澤口清人さんは、昨年の“ティーチングプロ日本一”。
9月21、22日に北海道の登別カントリークラブで行われた「PGAティーチングプロ選手権大会」で、プレーオフの末に優勝を飾った。
その資格で乗り込んできた大舞台は、7324ヤードの長さにも驚き、「さすがにチャンピオンシップならではの長い距離。まずはコースマネジメントを考えていかないと」と普段、生徒さんたちに教えているようにはいかないかもしれないが、「夢だったツアー出場。応援していただいている方たちに対しても、精一杯プレーをするつもり」。
日頃の恩返しとなる健闘を誓った。

36歳の澤口さんに対して、こちらは若さ溢れる新人ホヤホヤ。23歳の石徳俊樹は昨年のPGAプロテストで、トップ合格を果たした期待の星だ。

ツアーの出場優先順位を決めるJGTOのQTでは振るわず、レギュラーツアーの出場権を取るまでにはいかなかっただけに、今週の大舞台がツアーのデビュー戦となるが主戦場のチャレンジトーナメント改め「Abema TVツアー」ではすでに2戦をこなして、心構えも準備も万端!!
ジュニアからの戦友で、大阪学院大の同期でプロテストも共に合格した徳永圭太と月曜日から、精力的に練習ラウンドをこなして、徐々にコースにも慣れてきた。
プロ初舞台。
「チャンスを活かせるように、精一杯頑張ります」と同級生と声を揃えた。

そのほか、昨年のプロテスト合格者で競う「日本プロゴルフ新人選手権」の覇者で23歳の、阿久津未来也もエントリー。
個性豊かな顔ぶれが、プロの頂点を目指してしのぎを削る。

  • プロテストトップ合格の勢いをぶつける、石徳
  • 新人戦1位。阿久津も健闘を誓った