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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2018

短縮競技を前向きに捉える秋田出身の2人

2018AbemaTVツアー第7戦「南秋田CCみちのくチャレンジ」(賞金総額1,500万円・優勝賞金270万円)の大会1日目は悪天候のため中止が決定。36ホールの短縮競技で行われることになった。
クラブハウスで待機していた選手たちの中には、この大会への思い入れが強い秋田県出身の2人のプロもいた。

今年初めてこの大会の本戦に出場する石川翔太(いしかわ しょうた)は2日間競技になったことは残念だが、予選通過を考えずに思い切ってやりきるだけと前向きに捉えていた。
「どの試合も大事なんですが、この試合だけは地元で応援してくれる人も多く、もちろん家族は楽しみしてくれています。このコースは中学、高校とよくラウンドしていたので、そのあたりのメリットを生かして頑張りたいと思います」。昨年はクオリファイングトーナメントの最中に首を痛めてしまい、思うような結果を残すことができなかった。今年の照準はもちろんクオリファイングトーナメントだが、いい流れを作る意味でもこの試合で好成績をおさめたい。

もう一人の秋田出身選手が鈴木之人(すずき ゆきと)。今大会は昨年に続き2度目の出場。このコースのメンバーでもあり、隅々まで知り尽くしている。
「自分は飛距離が出るほうではないので、このコースとの相性はいいんです。飛ばすことでアドバンテージを得られるタイプのコースではないので、フェアウェイキープして上手くマネージメントできればと思います」。
今日の雨でグリーンが止まるようになり、スコアが出そうな予感がある。石川、鈴木の2人が地の利を生かしてどのようなプレーを見せてくれるのか注目したい。
  • 秋田出身の石川翔太(左)と鈴木之人(右)