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HEIWA・PGM Challenge II 〜 Road to CHAMPIONSHIP 2018

デーブ大久保が悔しさをバネに満足の1オーバー

AbemaTVツアー第8戦「HEIWA・PGM Challenge Ⅱ〜Road to CHAMPIONSHIP」2日目、初日を終え13オーバーで出遅れたデーブ大久保が3連続バーディを含む1オーバーの大満足のゴルフで自らの大会を締めくくった。

10番ホールからスタートしたデーブが輝いたのは、折り返し終盤にさしかかる6番ホールのショートホール。6番アイアンで打った打球はカップ左30cmに落ちるあわやホールインワン。続く7番ホール、8番ホールでもバーディを奪った。最終ホールを終えてクラブハウスに戻った際、満面の笑顔だった。

初日83ストローク、デーブにはそれだけで終われない理由があった。
「AbemaTVツアーに推薦で出させてもらって83のままでは終われなかった。ピエロみたいだし、次に出る選手も出づらくなるし他の選手の邪魔してるだけだと思った。今日はとにかくスコアを出したいと思ってやっていました。」

更にデーブに対し、ナニクソと反骨精神を掻き立てる悔しい出来事もあった。初日の自らの結果報道で大叩きという記事を見かけた。「何だコノヤロウという気持ちが正直なところでしたよ。これで今日もダメだったらAbemaTVさんが推薦してくれたことも否定されてしまうことが嫌だから絶対いいスコアで回ってやると思いました。」
前日ハーフ30台が目標と語っていたデーブだったが、悔しさからアンダーパーで行ってやると心の中で目標が変わっていた。その結果、後半の9ホールは34のアンダーパー。デーブ本人が満足しているのはもちろんだが、間違いなく前日の報道を見返す結果と言っていいだろう。

トータル14オーバーで予選落ちに終わったが、優勝争いを繰り広げる比嘉一貴と嘉数光倫の若い2人と回った2日間は刺激を受けたようだ。
最後にデーブにまた、AbemaTVツアー出場の誘いを受けたら?と聞いてみたところ、「ちょっと考えさせてください。」と笑いながら一言。
「野球選手でも僕より上手い人が一杯いますから。そういう人たちがチャレンジしてほしい。そのくちあけをしたつもりです。」
デーブに続く新たな野球選手が現れるか?間違いなくデーブ大久保はAbemaTVツアーに爪痕を残したはずだ。

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