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HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2018

J・Y・キムが単独首位!日本での初優勝に王手

日本での初優勝を狙うJ・Y・キム
3アンダーの2位タイからスタートした米国出身のJ・Y・キムが6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70でラウンド。初日よりも強く吹いていた風に前半は翻弄されながらも、後半は上がりの2ホールで連続バーディを奪うなどし、単独首位に躍り出た。
キムは米国・ロサンゼルスの出身の26歳。2013年にプロ転向している。2013年、2014年はワンアジアツアー、2015年はチャイナツアーに参戦し、2016年に参戦したPGAツアー・ラテンアメリカでは『Guatemala Stella Artois Open』で優勝を飾っている。その後ウェブドットコムツアーを経て、今年は日本を主戦場に選んだ。
優勝スコアを7アンダーだと予測しているキム。若くして異国の地での経験を多く積んできたその地力を明日の最終日は発揮しそうな予感がする。
 
またキムとは2打差の通算3アンダーの2位タイには和田章太郎がつけている。この日は3アンダー69をマークし、順位を上げてきた。
「前半(インスタート)の9ホールは、風が強くてパーオンは2回だけ。しかも7回外れた内の6回がバンカーだったんです。それでもずっと耐え続けたことで、後半は良い流れができて4つのバーディが獲れたという感じです」。

和田は中国のツアーに参戦しており、今年で3年目を迎える。この大会に入る前にも中国で2週連続で試合をこなしている。
「2週目の試合は結果的に13位に落ちましたが、最終日は最終組の1つ前でプレーできました。良い経験になっていると思います」。海外のツアーに参戦することでアプローチのテクニックなど、今までの自分にはなかったやり方を学べていると和田は話す。
J・Y・キムと和田章太郎。世界で腕を磨いている2人が、明日の最終日にどのような戦いを見せてくれるのか、注目したい。

尚、本大会は観戦できるエリアが1・10番ティーインググラウンドと、9・18番グリーンサイドのみですので、予めご了承ください。
  • 2打差の2位タイから逆転を狙う和田章太郎

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