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賞金ランクは11位、最終戦では最下位の25位に終わった宮本勝昌 「良い戒めと考えて」

「この日本シリーズは、僕にとってはとても相性の良い大会(過去2勝)。毎年、良い結果をあげてシーズンを終えることができていたこともあり、オフは『あ〜しばらく練習しない ぞ〜』『酒飲むぞ〜』 と開放感にひたって失敗することが多かったんです。でも今年は最終戦で最下位になったことが良い戒め。いますごく練習しなくちゃ、という気持ちが強くて、この反省をシーズンオフに活かすぞ、という思いでいっぱいです。

僕は、スウィングにこれ、といった軸がなくて、調子が悪くなるとすぐに方向を見失ってしまう。そのせいで、迷ったときにたとえば他の選手なら立て直すのに2〜3のパワーで済むとこ ろを7〜8のパワーが必要になってしまう。そのことが、今週、とてもよくわかりました。浮かれたまま、シーズンオフを迎えずに済んでよかったと思って、この恥ずかしさ、悔しさを来年につなげていきます」

※賞金ランクによる来年のシード権を獲得したのは、出場義務競技数(16)に満たない同ランク23位のトーマス・ビヨンをのぞいたランク71位までの選手。2004年も70人 の精鋭たちが中心となって、ジャパンゴルフツアーを盛り上げます。

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