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勝紀杯 第24回スナッグゴルフ大会を開催(5月5日)
この大会は、JGTO貢献メンバーでシニアトーナメントでも活躍する髙橋勝成が、次男の勝紀(かつき)君の名を冠した大会として2005年1月にスタートし今年で14年目、実に24回目の開催となった。髙橋は「続けることはすごく大変だけど、ここまでやってこられたのもゴルフ場やボランティアの皆様の協力があってこそ」とスタッフへの感謝を語っていた。
今大会は、第11回ディスカバー淡河(おうご)ハイク&スポーツフェスタとの連動イベントとして開催された。36ホールある有馬ロイヤルゴルフクラブのノーブルコース18ホールを丸1日使用し「ゴルフ場が1日中家族で楽しめるテーマパークに。」というキャッチフレーズで、他ではあまり類を見ないゴルフ場開放イベントとして盛大に行われた。来場者は家族連れ合わせ2,000名を越え、そこではスナッグゴルフ体験会もあった。
スナッグゴルフ大会で、また体験会で髙橋がたくさんの子供たちにゴルフの楽しさを伝え、同時にゴルフの大事な部分も教えてくれた。
「ゴルフは楽しいスポーツだけど決して安全なスポーツではありません。ゴルフは危険なスポーツです。でもそこにルールとマナーがある。それを学んでほしい。」
「ゴルフは誰でも出来る。しかしゴルフをやってはいけない人がいる。それはルールを守らない人、約束を守らない人、ゴルフクラブは危険な道具と知っていて危険を察知しない人はゴルフをやるべきではない。そういう人にはなってもらいたくない。」
そして大会のコンセプトには「スポーツを通じて精神的にも体力的にも健康になってほしい。」という髙橋の想いが込められて、スコアを競い合うだけではなくマナーを重視したグッドマナー賞がある。今回は6人が表彰された。
ゴルフ場を貸し切っておこなうこのイベントは、市民への開放が前提である。1日中家族で楽しめる場にゴルフがあり、家族と一緒にゴルフに触れてルールとマナーを学ぶ。まさに勝紀杯には親子ペアなどでスコアを競うペア部門もある。
最後に有馬ロイヤルゴルフクラブのアドバイザーを務める髙橋は、勝紀杯を開催することで、子供たちにルールとマナーを守る立派な社会人なってもらいたい、そして大きな夢を持ってほしいと語った。