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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2018

ゆるゆるが鍵?! シード2年目の香妻陣一朗が5アンダー

シード2年目の今季はあどけなさも消え、顔つきもすっかり精悍になってきた。
「今季まずは1勝」と初優勝への気持ちも強ければ強いほど、プレーにも気合いが入り、それだけにスイングに余分な力感が出て「左に流れてしまう」ことが、悩みの種だった。

「力を抜く、と一口にいってもなかなかこれが、難しいんですよ」とこのオフは、とにかくその一点に特化して、調整を重ねてきたという。

「今日もアイアンショットがチャンスについてくれて。試してきたことが、この2戦で上手くできている」。
14位タイとまずまずのスタートを切った先週の国内初戦に続いて、今週も上々の好発進。

先週は、刺激を受けっぱなしだった。
東建ホームメイトカップでツアー初優勝を飾った重永は、同じ九州勢として、身近な存在。
「アトムさんが優勝してくれて嬉しいし、自分にも出来るんじゃ無いか、と。出来るだけ早いうちに追いつきたい」。
また月曜日にはやはり同世代の先輩に、度肝を抜かれた。普段から、よく食事に行くなど仲が良い。米ツアーを初制覇した小平智のハイライト映像は、何度も見た。
「興奮した」と、身近な手本に事欠かない。
「・・・多分、忙しいと思って小平さんには連絡はまだしてないですけど」。
祝福メールの代わりに自身の初優勝で、逆に先輩から連絡をもらう!?

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