記事

北村晃一が優勝!「JOYX OPEN(ジョイックスオープン)」

今年、初めてドリームチームの一員に名前を連ねる32歳が、何よりの手土産を持って福島入りする。
今年も、前立腺ガンの早期発見・適切治療を訴える「ブルークローバーキャンペーン」の一環として開催された9回目の「JOYX OPEN(ジョイックスオープン)」で、行列の息子が嬉しい大会初優勝を飾った。

15日土曜日に行われた18ホールのストローク戦では5番から5連続バーディを奪うなど、ボギーなしの64をマーク。いち早く通算8アンダーにして、クラブハウスリーダーになった北村晃一。

後からくる大堀裕次郎に、残り5ホールで並ばれた。誰もがプレーオフを予想した場面。緊迫の展開もしかし、なぜかこの人は「飛行機の時間がある」と言い張って結果も見ずに帰って行かれた。
ご存知、行列のできる北村の父。弁護士の晴男氏である。
プロアマ形式の今大会にはアマ枠で、お父さんもご出場していたにもかかわらず、息子が勝つと信じて疑わなかったからなのか。父親として、ハラハラドキドキに、これ以上耐えられなかったからか?! 
ご自身のプレーを終えるなり、晴男氏はそそくさとコースを去ってしまった。それからしばらくして朗報はもたらされた。

じっとパーで耐えていた大堀が最終ホールでボギーを打って、1打差で逃げ切った。

昨年末に、結婚したばかりの新婚さんは「それから初めての優勝です」と、優勝賞金100万円を手に、幸せいっぱい。「これを機に、どんどん勝ちたい」と表彰式で喜びを語ると、行列の息子も開催コースの「JOYX ゴルフ倶楽部 上月コース(兵庫県佐用郡)」を慌ただしく後にした。

「一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)」も後援として名を連ねる同大会は、数多くの選手を抱えるマネジメント事務所「JOYX(ジョイックス)」の主催。所属プロの筆頭として出場していた孔明らと共にその足で北村も福島に飛んだ。

翌16日日曜日は、グランディ那須白河ゴルフクラブのNASUコースで行われる「スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」。プロゴルファーで結成される1日限りのドリームチームの一員として孔明らと初舞台を踏む北村には、優勝を飾ったばかりの行列の息子として誰より子どもたちの羨望を集めそうだ。
お父さんの晴男氏も、立て続けの息子の勇姿をきっと喜んでおいでだろう。

関連記事