記事

太平洋クラブチャレンジトーナメント 2016

ディフェンディングチャンピオンが見据える先は「連覇」!

ディフェンディングチャンピオンの平井
昨年大会で見事チャレンジトーナメント初優勝を挙げた平井宏昌。
開催コースは違うがディフェンディングチャンピオンとして大会連覇を目指す。

今シーズンは賞金ランキング59位と、なかなか浮上のきっかけを見出せていない。
長年ゴルフの基礎を学んできた愛着のある練習場が3月末に閉鎖となった。自身の練習環境を失ったことよりも、心の拠り所を無くしたことが大きなショックとなっていた。「バタバタしてゴルフにも影響が。」と語るほどだ。

そんな平井を救ってくれたのは、かつて練習場でお客様として来場されていた知人だった。
地元茨城県内にある「ザ・インペリアルカントリークラブ」を紹介され、お世話になることを決めたという。とてもプロとしての恵まれた待遇とは言えない環境下でも、平井は「今がいろいろと我慢の時なのかな。与えられた試練だと思ってプラスに考えていきたい」と前向きに捉えている。
それでも毎朝2時に起床する生活は心身ともに辛いに違いない。

ディフェンディングチャンピオンとして「レギュラーツアーと変わらないセッティング。コースも少し長めに感じます。ティー、フェアウェイ、グリーンとすべてにおいて素晴らしいコンディション。どこか美野里コースと似ている雰囲気があるので、また優勝を目指したいです」と力強く話した。

    関連記事