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SMBCシンガポールオープン 2016

梁津萬 (リャンウェンチョン)は最終ホールで絶好のチャンスを外す

昨季のツアープレーヤーNO.1が、日本で2勝目のチャンス。「今日はもう少し、強気にパットが打てれば良かったのですが」。首位の宋永漢 (ソンヨンハン)を追いかける立場としては、上がりホールがあまりにも痛かった。

16番と18番で絶好のチャンスを外した。特に、最終ホールは長いイーグルトライをタップインも楽勝の距離まで寄せながら、みすみす外した。

「もうちょっと上手く打てたはずですが、残念でした」。
優勝争いは現在(31日、18時半)最終組から3組を残して止まったままで、まだ梁(リャン)の順位も確定しそうにないが、最大の好機を逃したことには間違いない。

世界ランク1位のジョーダン・スピースとともに、先週は欧州ツアーの「アブダビHSBCゴルフ選手権」で自身の今季初戦で「ウォーミングアップ」を済ませて、「調子が出てきた」と、自信をつけて、シンガポールに乗り込んできた。

昨年の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」に続く、 日本ツアー2勝目は微妙なところだが「今年の2戦目としては、いい出来だったんだじゃないでしょうか」。
世界中を駆け巡る中国の英雄は、今年も早々に好調ぶりを伺わせた。
母国が誇るインターナショナルプレーヤーは、日本は冬のこの時期にアジアと日本ツアーのジョイントツアーが次のミャンマーとともに、連戦されることを喜ぶ。

「1月の早いうちから試合が出来ることは、とても有り難いですし、日本とアジアの選手がこうして一緒に試合が出来ることは、お互いにとっても非常に良い刺激。これからももっとこういう試合が増えればいいのに、思います」。
各国有効の“架け橋役”としても、これほど嬉しいことはない。

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