記事

ダンロップ・スリクソン福島オープン 2015

宋永漢 (ソンヨンハン)は初優勝のスピーチは、ちょっと怪しい・・・?!

岡本さんがいてくれないと、困っちゃうなあ・・・
「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で2位タイにつけたときには、もうちょっと上達してるようにも感じたのだが、この日はホールアウトするなり「インタビュー?! ダイジョブかな・・・」と、不安げ。専属キャディの岡本史朗さんの助けを借りて、おっかなびっくり。
たどたどしく「今日は、全部ダイジョブです」。
「今日はショットも、パットも全部良かったそうです」(岡本さん)。

「ティショット、フェアウェイ」。
「ラフは入れたのは1ホールだけです」(岡本さん)。

「ミスひとつだけ」。
「ミスしたのも左に外した16番だけです」(岡本さん)。

「初めてです。難しいけど、ダイジョブです」。
「この大会は初出場です。コースは難しいけど、ショットもパットもいいから、大丈夫だそうです」(岡本さん)。

・・・とこんな具合に、通訳なのか、かみ砕いているだけなのかなんなのか。
今月12日に、誕生日を迎えたばかりの24歳は、あとはアイドル並の笑顔でその場をしのいで「優勝は、ありがとごじゃいます〜」はさすがに???

「この大会だけでなく、どの大会でも勝ちたいそうです」と、これまた岡本さんの通訳(?)で納得。初優勝の意気込みを代弁してもらって、ニコニコ。
3日目に最終組で回ることになったのは、母国の大先輩。42歳のS・K・ホは「僕のずっと年上ですが、優しい先輩。だからダイジョブ」。
プレッシャーを感じるのはまだ。「それはたぶん、最終日に。明日はまだ、ダイジョブです」。3日目はまだ、優勝争いを楽しむ余裕もあるようだ。
ただ、ひとつ心配は「スピーチが」。勝ったら初の優勝スピーチもこの分だと・・・。まあ、でもそれは考えるのはまだ早いか。

関連記事