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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2019
今週はいい勝負ができそう!北村晃一が単独首位発進
晴天に恵まれた大会1日目、好スタートを切ったのは北村晃一。8バーディ、ノーボギーの64という完璧すぎるゴルフで、単独首位に立った。2打差の6アンダーの2位タイには新木豊とD・ブーマの2人。さらに2打差の4アンダー4位タイには伊藤有志、鍋谷太一ら5人が追いかける展開となっている。なお、男子ツアー初参戦の川﨑志穂は1オーバーも70位タイ、工藤遥加は6オーバーの136位タイで初日を終えている。
ホールアウト後に開口一番「出来すぎですね」と北村。怪我からの完全復帰に向けて上々のスタートを切ったと言える。
「今日はパットも入ったし、ピンチらしいピンチは1回くらいでしたね。そこも1ピンくらいのパーパットが入ってくれて。まあ、ロングホールで獲れているのは大きいですね」。
昨年末に左手首を痛めて、2ヶ月半ほどクラブを握ることすらできない状態になってしまった。年が明けてもしばらくはボールを打てず、クラブすら振れない状態が続いたが、ようやく春先になってなんとか打てるようになった。
徳島で行われたAbemaTVツアー 2019の初戦『Novil Cup』では「様子を見ながらプレーします」と話していたが、結果はともかくとして、それなりの感触を掴んで今週の試合にのぞんでいた。
「ゴルフ自体は悪くなかったんですけど、先週のようなコースセッティングになると、今の自分の状態では少し長かったですね。ごまかしがきかないと言うか、ティショットはしっかり飛ばして、セカンドショットもきっちり打っていかないとスコアが作れない。その点で今週は、グリーンは硬くてセカンドショットでは繊細さが必要になりますが、距離的には楽な部分もあるので。あとはパットが入ってくれたらという感覚はありました。今週はいい勝負ができるんじゃないかなと思います」。
まだまだ本来のフィーリングが完全に戻りきったわけではないようだが、今の北村にとっては数字として残ることが着実に自信へと変化していく。ツアー復帰へ向けて、まずはAbemaTVツアーでの優勝を目指す。