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福島市立蓬莱(ほうらい)小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(12月14日)

小雪が舞いグッと冷え込んだ福島市立蓬莱小学校で、5年生と4年生の93人が、スナッグゴルフ実技講習会に参加して、後藤美希子プロの指導によりパットやチップショットそしてフルショットなどの基本動作を学んだ。

あいにくの空模様のため、体育館での実技講習会となったが、ランチパッドというゴムティの上にボールを置いてショットをするため、屋外でも室内でも場所や環境を選ばず楽しめるのもスナッグゴルフの魅力のひとつだ。

ひと通りの基本指導のあとは、恒例のプロと一対一で対戦するガチンコ勝負も行われ、二打のオマケをもらって挑んだ児童たちだったが、体育館の床はオーガスタナショナルGC並みの高速グリーンとあって太刀打ちできず、ゴルフの厳しさも学んだようだ。

福島市立蓬莱小学校でのスナッグゴルフの導入は、東日本大震災における復興支援活動として、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が寄贈をしたもので、本年度は他に、蓬莱東小学校と杉妻(すぎのめ)小学校も導入し、福島県では他に、中通り地区しらかわエリアを主軸にいわき市など23校が導入を行っている。

この寄贈は、スナッグゴルフ全国大会が福島県で開催されるようになってから、県内のお米や野菜をご提供頂いているJA福島中央会のご尽力により、福島民報社福島ゴルフ倶楽部民報コースと連携した普及策も兼ねており、いずれ桜の咲く頃に福島市スナッグゴルフ大会が開催される際には、その舞台として民報コースが施設提供をしていただけることになっており、県内地域とゴルフ場が連携した福島県での新たな取り組に注目だ。

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