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トップ杯東海クラシック 2018

昨年覇者は「帰ってすぐに勝てる選手に」

4月の「RBCヘリテージ」で逆転優勝を飾って加わった米ツアー。小平智は「ある程度、で戦えるステージではない。心と体。ちゃんと整えないと、活躍できない場所。あれだけゴルフに向き合ったのは初めてだった。そのストレスから解放されて、ちょっとゴルフから離れたかった」と、入れ替え戦の2戦目に敗れて帰国してから少し長めの休養を取った。

その影響で、連覇がかかった今大会も、明らかな調整不足は仕方ない。
「初日は緊張した。あまりにもゴルフをしてこなさすぎて。この状態で、ゴルフをしたらどうなるのか、と」。
おっかなびっくりで、乗り込んだ再びの三好は「最初のほうは、ちぐはぐだった」と初日こそ、2オーバーと出遅れたが「日に日に体も試合勘も戻ってきた」と、盛り返してきた。

最終日は「5Iで完璧に打てた」と12番のパー3から、3連続バーディを奪った。「最終日はいい感じで仕上がって、良い形で終われた」。
すでにシーズンが終了した米ツアー選手には、もう1ヶ月先にも控えた開幕を前に、つかの間の良い“オフ”になった。次の日本ツアーはいつになるかまだ分からない。
「でも帰ってすぐに、優勝出来る選手になりたいので。レベルアップして、また戻ってきたい」。
昨年覇者の米ツアー選手が三好でさらなる飛躍を誓った。

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