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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2018

ノリノリノリスが、ノビノビ首位に

後ろ髪引かれる思いで戻ってきた日本でお祝いムードが加速する。南アのノリスが2日目を終えて2打差の単独首位に立った。
難しいインから出たこの日は11番でダブルボギーを先行させたが、やまない風のゴルフで鍵になるのは言うまでもなく「忍耐」。1イーグル8バーディのみごとな挽回も、特筆すべきは後半4番のパーセーブだ。
愛用の長尺パターで約5メートルをしのいで「前向きな気持ちになれた」という。

きっての飛ばし屋だが「バーディを獲りに行くのではなく状況に応じて無理しないようにプレーすることが一番」と、フェアウェイウッドや2番アイアンを用いて、丁寧に攻めた。

自身3度目の沖縄。那覇空港からのレンタカーは英語のカーナビを注文するのも忘れず、「コースまで運転してきて思ったけれど。みなさん、とてものんびりしてるね」。
いわゆる“沖縄タイム”がノリスにも、感じられたそうで気持ちまでゆったりすると、本戦でもノビノビノリス。

そして先週は、ノリノリノリス。
先月の日本オープンから2週間の休暇を取ったのは、愛妻の出産が控えていたため。
10月23日に、待望の第一子が生まれて大興奮。
ほんとうはそのままずっと家にいて、ジェイドン君のそばにいたいくらいだったが、「僕には仕事がある!!」。
未練を振り切って出てきたからには、土産なしには帰れない。
ここから、12月のシーズン最終戦まで4連戦。
現在、賞金ランク4位は、今週のV賞金とほぼ同一の約4000万円差。
「今年は、賞金王という目標もあるから」。
ここで勝てば、賞金レースも一気に面白くなる状況に、36歳のモチベーションはいま最高潮に上がっている。

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