昨年プロ転向し、今年は実質のルーキーイヤーとなる坂本雄介。東北福祉大学では金谷拓実さんらと同世代だが、大学を中退してプロの道を選んだ。
坂本の持ち味は思い切りのいいゴルフだ。出だしの１番でOBを打ち、いきなりのダブルボギーを叩き、さらには上りの最終18番でもダブルボギーを叩いてしまった。この日だけで２つのダブルボギーを叩いているにも関わらず５バーディを奪い、難コンディションの中好位置につけている。切り替えの早さや対応力の高さには大物の雰囲気が漂っている。
この日の坂本は５バーディ、１ボギー、２ダブルボギーの72。初日は68をマークし、２日間通して本人曰く思った以上にいいゴルフができているとのこと。
「最後のダブルボギーはもったいなかったです。ただ、それ以外は落ち着いてプレーできたように思います。初めてのツアーですし。風も強くてグリーンも速いので、今日と同じようにプレーをしたからといって明日も同じスコアが出るようなコースではないので、明日も切り替えて頑張りたいです」。
いい意味で怖いもの知らずの強みを生かすことができるのか？明日の最終日は最終組の１つ前でプレー。後ろの組にプレッシャーをかけるプレーで先手を打ちたいところだ。

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