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全英オープン日本予選上位4位の資格で初出場の星野英正は、5オーバー

上空を舞う強風に「まったくコントロールが効かない」と、メジャー初参戦の星野がお手上げ状態。
それでも前半は、「リラックスして自分なりのゴルフをしよう」と言い聞かせ、悪いなりに踏ん張っていた。2番、8番でバーディを奪い、「良いパーも拾えていたから、気持ちを切り替えてやろうと」。懸命にこらえていたが、後半に力尽きた。

14番でバンカーに打ち込んで2度の脱出失敗。15番では、ティショットが右のOBゾーンに消えた。2連続ダブルボギー…。

「球が言うこと聞いてくれない。全部、風に乗っちゃうんです。それは緊張とか言うんじゃなくて、なんか自分のペースじゃない、っていうか・・・。とにかく、何かが違うんです」と初日から、リンクスコースの洗礼を受けてしまった。

それでも、上がり3ホールでかすかにヒントをつかめたのがせめてもの救い。「悪いなりにこれだけやれているし、明日は明日で、違う何かがありそうだから」。
気持ちを切り替え、巻き返しを狙う。

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