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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2018
浜ちゃんに感謝!! 賞金1位は知名度も赤丸急上昇中
初日から、石川遼のひとつ前の組で回って「組が詰まったところなんかで拍手をもらったり“ゲンちゃん”と、声をかけてもらったり。今までみたいに、なんとなくではなく明確に、僕を応援してくださる方が増えたと思う」。
本名の「源蔵」にちなんだあだ名があっという間に定着したのは、先週まで2週間の空き週だ。
石川遼らと出演した人気のスポーツバラエティは最初の3時間の特番と合わせて、2週にわたって放映されるという超豪華版。
深堀ほか期待の若手7人が集う中でもMCの“浜ちゃん”こと浜田雅功さんに、もっとも気に入られたのがゲンちゃんだった。
もともと大晦日の名物特番は、必ずチェックするほどの大ファン。
「その方に、イジってもらって、笑ってもらって嬉しかった。浜田さまさま」。
その反響の大きさには、改めて感謝しきりだ。
歓声が飛び交う中で、この日は強風にも耐えた。15番ではグリーンを外した15番パー4で、3打目のアプローチが入りかけた。
「昨日はバーディ合戦でしたけど、今日はボギーをいかに減らすか。その中で、2ボギーで押さえられた。やれることはやれた」と、17番では長いパーパットを残すピンチもしのいで上がった。
14番では“師匠”のスコアに発奮した。
「ボード見て、勇太さんのスコアが11となっているのを見て“まぢか?!”と思ってバーディ獲れた」。
80ヤードからの2打目を2メートルにつけてチャンスを奪った。
池田とは、ANAオープンでプレーオフを争うなど昨年は、何かと競う機会が多かった。
そのうち練習ラウンドや食事に誘ってもらえるようになった。
「少しでも追いつけるようにと今日は残りの4、5ホールをやった」と、結果2打差に肉薄した。
「勇太さんには色々勉強させていただいて、今の自分がいるといっても過言ではない。あこがれの人。少しでも追いつけるよう頑張って参ります」。
尊敬する師匠とのV争いは、ぺこりと律儀に謙虚に挑む。