例年よりも遅い初雪を観測したばかりの、岩手県宮古市にある崎山小学校で、2014年以来4年ぶりとなるスナッグゴルフ実技講習会が行われ、3年生と4年生の58人が参加した。

宮古市立崎山小学校でのスナッグゴルフの導入は、東日本大震災における復興支援活動の一環として、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が寄贈をしたもので、以来、学校での練習が継続的に続けられて、スナッグゴルフ全国大会では岩手県代表として常連校となっている。

当時、宮本勝昌が選手会ゴルフ伝道活動として6月に崎山小学校を訪れ
、アフロヘアのカツラを着けて登場し、のっけから子どもたちの心を鷲掴みにし、それがきっかけとなって現在の活動が続いている。

宮本自身も小学校訪問の直後の週末に出場した岩手県オープンで優勝し、更に9月のANAオープン、そしてその年末の日本シリーズでも優勝するなど、崎山小学校の児童たちの応援を背に受けて、また、崎山小学校は宮本の活躍に影響を受けて活動が続けられてきた。

しかし、4年が経過して主力選手が中学に進学していき、いよいよ来年の新チーム作りに暗雲が立ち込め、そこで学校と保護者たちからテコ入れの要請があって4年ぶりの講習会の実現となった。

前夜の初雪から雨に変わり寒さが増すなか、体育館に集まった児童たちの中には半そでの子もちらほら。

パット、チップショット、フルショットの基本動作を学んだあとは、じゃんけんで勝ち抜いた代表児童と後藤美希子プロとのガチンコ対決も行われ、2打のオマケをもらった代表児童がパットをくっつけると、仲間たちから拍手の祝福を受けた。

崎山小学校では、市内に唯一の宮古カントリークラブで練習を重ね、景観の美しいゴルフ場の受け皿は整っており、この日新たにスナッグゴルフを体験した児童の中から選抜される新チームで、来年度に向けた練習が始まる。

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★宮古市でのスナッグゴルフ導入小学校(6校)
田老第一小学校/小国小学校/鍬ヶ崎小学校/門馬小学校/崎山小学校/赤前小学校/津軽石小学校(宮本勝昌プロ寄贈)/磯鶏小学校/花輪小学校

• 宮本 勝昌