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ディライトワークスチャレンジ 2020
小野田亨也はスイング改造が功を奏し、金智宇(キムジウ)はツアー初出場で首位タイに
今年オフが長くなり、小野田はその間にスイング改造に着手した。従来フェードボールを打っていたが、飛距離を求めるためにドローボールに変えたのだ。昨年より飛距離が10〜15ヤードほど伸びて、「ゴルフが楽になった」。
練習中ではできていたが、試合が続いてくるとフェード系に戻ってきてしまい、まだ完全には仕上がってはいない。それでも安定感は増してきた。飛距離が伸びたことで80パーセントの力でも距離を稼げるので、それがショットの安定性につながっている。それが今日のスコアにも表れた。「上出来」だった第1ラウンド。あと2日続けることができるか、カギになる。
首位タイに並んでいる金智宇(キムジウ)は、この大会がレギュラーツアーも含めてツアー初出場である。高校は堀越高校、大学は日本大学を出ており、阿久津未来也と同期の25歳だ。「同世代の活躍は刺激になる」と自分も続いていきたい。
「初めての試合だったけど落ち着いてやれた」と振り返った。この日は10番ホールからスタートして、残り220ヤードの第2打をグリーン右に外したが、20ヤードのアプローチをチップインしてイーグル発信した。これで波に乗り、続く11番でもバーディを奪い、結局この日は1イーグル、6バーディ、2ボギーだった。初出場とは思えない堂々たるプレーぶりだった。第2ラウンドも「予選通過して、優勝争いができたらいい」と楽しみだ。