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HONMA TOURWORLD CUP 2017
池村寛世(いけむらともよ)が一発大逆転に賭けるフォールシャッフルとは?!
「ツアーに出始めた頃に比べたら、年々良くなっている。バーディ率が、かなり上がっている。バーディが獲れるゴルフをしている」と、胸を張った通りにこの日は7つのバーディを奪った。
「パットが入ってくれた。グリーンのアンジュレーションが強かったり速かったりするが、距離感を大事にやった」と、17番では、7メートル超の長いバーディトライも決まった。
このまま秋以降のビッグトーナメントにも、出続けられるかどうかは、今大会の結果いかんにかかっている。
2015年度から、導入された出場資格の「フォールシャッフル」は、今季序盤から活躍を続けてきたより調子の良い選手たちが、秋以降の試合により高い優先順位で出られるようになるというもので、その最終決定が今大会の終了後なのだ(詳細はこちらから)。
先週までの池村の同ランキングは27位。2週後のブリヂストンオープンからより高い優先順位が得られるのは同10位までなので、ここで大きな一発が欲しいところだ。
「チャンスがあれば、残れるようにと思っている」と意気込む。
ゴルフの水準は、年々上がっているとの自覚はあっても、先週は3日目に「80」を打ったり「どこかで3パットしたり。守りに入ると必ずどこかでポカをやる」。
この日は、やはりフォールシャッフルの対象者で、同ランク23位の岩本高志(同23位)が池村と並んで6アンダーで回ったり、現在“ライン上”の同10位につける竹安俊也が後半の5番から怒濤の4連続バーディで順位を上げてくるなど、水面下で熾烈な戦いが繰り広げられており誰もがうかうかしていられない。
池村も大事な今週こそこのまま攻め続けて、躓かずに駆け抜けたいところだ。