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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017

最年少Vがかかる! 19歳の任成宰(イムソンジェ)が7アンダー

那覇空港に降り立った瞬間に、思った。「故郷に雰囲気が似てる!」。テンションが上がった。早速、沖縄そばに舌鼓を打った。
初日から、7アンダーを出して好発進した。

朝から風が吹く中でも、「マネジメントが上手くいった」と若いのに冷静に、バーディを積み重ねた。

ここかねひで喜瀬カントリークラブは、昨年のリオ五輪と同じ「シーショアパスパラム」という洋芝だそうで、なかなか癖のある芝質だが「僕は、ラフからでもフェアウェイからでもそれほど問題なく打てています」と、普段どおりにプレーが出来た。

オフィシャルホテルのかねひで喜瀬ビーチパレスに滞在中だが、部屋はたまたまビーチサイドでないらしく、そこは「残念」と笑いながら、出身の韓国・済州島(ちぇじゅとう)に帰ってきたみたいな沖縄の空気は和む。

今季初シード入りを果たしたばかりか、この4月から韓国体育大学に入学したばかりのピカピカの1年生。
「沖縄に来るのは初めてですが、とてもリラックスして試合に臨めています」と、コースを下りればあどけない笑顔の19歳。

初日から少し気は早いが、今大会なら20歳と3ヶ月10日で1928年の第3回大会を制した浅見緑蔵(あさみりょくぞう)氏を抜く、大会最年少V記録。また、日本と名のつくすべてのタイトルに関しても新記録の更新に向けて、好発進となった。

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