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溝口英ニアジアンツアーのシード選手として、今週の欧州ツアーに参戦

すしとともに、今年アジアを主戦場に戦うのが溝口英ニだ。

持病の腰痛の悪化で日本ツアーのシード落ちを喫したのは一昨年前。
それを機に、「移動の大変さや気候の厳しさ、食事の問題」等で、これまで敬遠していたアジアンツアーに初挑戦した。

賞金額こそ日本ツアーよりも低いが、勝負に執念を燃やし、目の色変えて懸命に戦うアジアの選手たち。
層の厚さにも、度肝を抜いた。
「…もしかしたら、レベルは日本より上かもしれない」。
もともとは、腰痛のリハビリがてらやってきた異国の地で、いつのまにか彼らに混じって本気になって戦っている自分がいた。

「日本にいたときとはまた違う、ゴルフへの取り組み方を学んだ気がする」。
賞金ランク58位に食い込んで、アジアンツアーのシード選手として参戦した昨年12月のアジア・ジャパン沖縄オープンでそう語っていた溝口もやはり、今週の欧州ツアー『カルテックスマスターズ』から、本格始動を開始する。