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RIZAP KBCオーガスタ 2016

永野竜太郎は今週も、熊本への思いを胸に

18番では、年下のイーグルを称えるグータッチ。自身もバーディで食らいつく。初日から飛ばす石川遼にも遅れを取らずに、永野も灼熱の芥屋を盛り上げた。

21日の日曜日は、レジェンドにも我が町・熊本の現状を見てもらった。やはり、熊本出身の重永亜斗夢とともに、青木功や、選手会長の宮里優作、宮本勝昌らを迎え入れ、地元の子どもたちとスナッグゴルフを楽しんだ。

遅々として進まぬ復興。今だ避難所生活を、余儀なくされる人たち。青木は「長い支援が必要だ」と語ったが、自分たちは地元勢として、何をすべきか。永野にも、改めて胸に刻む好機となった。

地震後初となる地元九州の今大会で、「福岡は近いので。応援にきてくれている人もいる。頑張らないとという思いが強い」と、しっ
かりと気持ちをつなぐ好発進。

「熊本に良いニュースをと言うのは開幕から考えていること」。首位に立った同組の石川に1打差の9位タイにつけて「力まずに、暑さに負けないで残り3日間も歩きます」。ふるさとの期待を背負って歩く。

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