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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2016

来季のプロ入りを目指す星野陸也さんが、決勝ラウンド進出

ひょろりと高い身長は、186センチある。しかし初日は長身を生かした自慢の飛距離も「ティショットが右に曲がりまくった」と、むしろ凶器に。どうにか2オーバーで踏みとどまって、居残り練習に励んだ。

たった1日で修正して、「今日はほとんどフェアウェイに行った。自信を持って打てた」と、ボギーなしの67で、みごとに息を吹き返してきた。

今大会は、本戦の予選会にあたる「東北チャレンジ」アマの部で3位に入り、出場権を獲得した。
地元茨城県の水城高校から名門・日大に進んだが、この5月に退学届を出したばかりだ。

「来年のプロ転向を目指して、今年はQTのファーストから挑戦します」と、アマチュアとしての競技は、おそらく今大会が最後となるだけに、その前に星野さんには願ってもない決勝ラウンド進出となった。

目標のプロは、松山英樹と石川遼。「2人とも、日本を代表するプロゴルファー。僕も2人のように世界で活躍する選手になりたいです」。夢にまた、一歩近づく週末にしたい。

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