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中日クラウンズ 2017

AOのグータッチ!

なんと、豪華なAOのグータッチで幕を開けた2日目。5年ぶりの直接対決で、青木とジャンボが完走した。

70歳が、74歳を称えた。「頑張って、良いプレーをしていた。片鱗を見せていた」とはジャンボ。ここ和合で互いに最多の5勝ずつ。
ツアーは合わせて145勝。
今大会は、47年連続47回目の出場を果たしたジャンボ。
今大会で、ツアー最年長出場記録を塗り替えた青木。しみじみと言った。
「ジャンボは47年間出続けてきて、俺が、アメリカに行ってる間に日本ツアーを引っ張ってきた」。

ここにたどり着くまでの道筋は違えど互いに背負ってきたものに、思いを馳せながらの2日間となった。

「僕とジャンボとこういう組み合わせはこれからもう、あるか分からないし、老体に鞭打って、36ホール回れたから良かったよ」と苦笑した青木。

「最後にしてもらいたいね」と、ジャンボ。「悪いのに、引っ張られるから」と憎まれ口と、負けん気は相変わらずでも、2人一緒に58回目の和合を盛り上げた。

青木がJGTOの会長就任2年目の今年、掲げたスローガンは「共に歩む」。
「みんなでゴルフ界を盛り上げていこうよ、と」。その一環として、今年は和合で揃って2人の背中を見せた。

挟まって、奮闘したのは二十歳の星野陸也。
「今の星野くんが、30代になったときにリーダーシップを取ったりしていくようになればいい。30代であろうが、40代であろうが、70代であろうが前を向いて共に歩いていこうよ」と、呼びかけた。

世紀のAO対決は、いったん終戦したがこの先、さらにもっと豪華なAON対決が、見られるかもしれない。
「今回も3人一緒に回れたら良かったが、中嶋くんはケガをしているらしいので」と、それはまた、これから先のお楽しみとして「私は暇さえあれば、ゴルフはやる。ゴルフさえやっていれば私は元気だから」と青木。

ジャンボは「アイアンでこの小さなグリーンをとらえるキレがない。勉強しますよ、調整しなおします」。
レジェンドたちの挑戦は続く。

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